design

H'n xing co. の空間、色かたち、その世界感とフィロソフィ。

デザイン。
その単語が示す内容は広く漠然としていて、概念として定義することは輪郭のないフワフワを写真に捉えて確認するような作業かも知れません。
我々の日常生活を豊かに、より快適に向上させること。
関わる様々なモノやコトを、美しく格好良く、心地よく利便に、面白く楽しく…すること。
何かを「良く」することだとは解っても、その導とすべき付加価値感=ポジティブイメージは人それぞれに異なり、また時間とともにも変成してゆきます。

数限りないポジティブイメージのかたち。
私たちはその全てに触れてみたい。
出会う人々が感じている、言葉では表現出来ない何か「良い」と受け止めるニュアンス。
そのひと独自のセンシティブな部分を知り共感し共有することは、デザイナーとしての責務であり特権であると認識しています。
H'n xing co. は自らの嗜好を特性・オリジナリティとして主張することを堅く否定し、想定範囲のイメージのトレースを往復したり、特定のコンセプトを一方的にプロポーザルすることはありません。
顧客のもつ具体的・抽象的イメージの諒解、それにアプローチする方法論としての適切なコンセプトオペレーション、目標へと向かうベクトルの延長線上に浮かぶ更なる可能性のプレゼンテーション。
これらの遂行、それ自体が私たちのオリジナリティ、アイデンティティの詳明です。

polychrome flow ー 多色彩。色とりどりの。

ポリクロームと名付けイメージしたこのウェブサイトは、限りなく存在するデザインの姿と可能性、時間に寄り添い変わり続ける気色の流麗をデザインしました。
いまあなたが見つめるディスプレーは、その画面の中で表現能力を最大に発揮しています。

デザインするということ。
きっと形ある決まった概念の見つかるものでは無く、またそれでいて良いものです。
覚束ないその意義の稜線さえ忘れ、浩々として果てしないイメージを統べてこの眼で感じてみたい。
その原点が変わらない限り、私たち H'n xing co. の創造は続いてゆきます。